ガンプラの中でも定番といえば「HG(ハイグレード)」
初心者にも作りやすく、種類が多いので「最初の1体」にもピッタリです。
でも調べてみると「HGUC」や「HGBF」など、似たような名前がいっぱい出てきます。
「HGとHGUCって何が違うの?」「結局どれを選べばいいの?」と迷う人も多いはず。
そこでこの記事では、HGシリーズの基本と、HGUCをはじめとしたシリーズの違い、さらに選び方のコツをわかりやすく解説していきます!
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HGシリーズとは
HG(ハイグレード)は1/144スケールのスタンダードなガンプラシリーズ。
1990年から続く長寿ラインで、現在でも最も多くの機体が発売されています。
特徴としては、
- 値段が手頃
- 組みやすい
- 圧倒的な種類の多さ
ガンプラの入門編としても最適です。

例えば、RX-78-2ガンダム(18m)はHGだと約12.5cm。
νガンダム(22m)はHGで約15.3cm。
同じHGでもサイズが変わるのは「原作の機体サイズをちゃんと反映しているから」なんです。

同じ1/144スケールでも“機体ごとの大きさ”がそのまま反映されるのがHGの面白さ!
HGUCとHGとの違い
「HGUC」とは、HGシリーズの中でも宇宙世紀(Universal Century)の作品を対象にしたシリーズのことです。
- HG = 全体のシリーズ
- HGUC = HGの中で「宇宙世紀」専用のカテゴリ
つまり別シリーズではなく、HGの中にある一つのジャンルなんです。

HGUCを見つけたら“宇宙世紀のMS(機体)”だと覚えておくとスッキリ!
HGUC(宇宙世紀)シリーズ
宇宙世紀の主な作品
1970~1980年代
1990年代
2010年代
2020以降
他にも映画、漫画や小説など宇宙世紀関連の作品は数多くあります。
上記の作品に登場するモビルスーツ(機体)のガンプラをHGUCと呼ばれることになります。
HGとHGUCは別と考えるのではなく、HGの中にHGUCというジャンルがあると考えるのが正しいと思います。
では、HGUC以外にはどのようなシリーズがあるのでしょうか?
アナザーガンダムシリーズ
アナザーガンダムシリーズは先ほど紹介した宇宙世紀(U.C.)の時系列とは異なる舞台を描いた作品になります。
アナザーガンダムシリーズの主な作品
- 機動武闘伝Gガンダム
- 新機動戦記ガンダムW
- 機動新世紀ガンダムX
- ∀ガンダム
- 機動戦士ガンダムSEED
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 機動戦士ガンダム00
- 機動戦士ガンダムAGE
- ガンダム Gのレコンギスタ
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
ガンダムは歴史が長い為、様々なシリーズがあります。
作品の公開や放送に合わせてリアルタイムで発売されるガンプラはHGが圧倒的に多いことも特徴的です。
HGグレードの選び方

HGは圧倒的な種類の多さが特徴的ですので、それを生かして、作中に登場した憧れの機体を作るのもおすすめです。
また、量産型などの機体は比較的金額が安いものも多いので劇中の再現に複数購入して組むのもおすすめです。

発売日が新しいモデルは技術も上がっており比較的仕上がりのクオリティが高いものとなっています。
特に2022年から2023年に発売された水星の魔女関連のキットは全般的に色分け、プロポーション、可動域、価格帯、全てにおいてレベルの高いものとなっておりBANDAIの技術と努力の詰め合わせたモデルになっています。
まとめ
- HGは原作の機体のサイズに比例してガンプラにも影響するためガンプラでのサイズも異なる
- HGUCとは原作の中の宇宙世紀(U.C.)という架空の未来がモデルとなったシリーズ
- HGUC以外のシリーズをアナザーガンダムシリーズと呼ばれる。
- HGとHGUCは別ものではなくHGの中にHGUCという枠がある
HGグレードはガンプラの中では最も多種多様なモデルであり、初心者はもちろん、上級者の中でも愛されるシリーズである為、自分の作りたいガンプラにきっと出会えると思います。