ガンプラ作りたいけど種類が多くてわからない
この記事では、ガンプラ初心者向けの各グレードの解説をします。制作難易度、価格帯、各グレード特徴を総合して、初心者向けのおすすめランキングをまとめました。
僕自身、ガンプラ復帰勢で購入する際、いまいちグレードや作成難易度がわからなく、高難易度のグレードを作成し、細かなパーツの破損や中々組み上がらないなどでモチベーションの低下を経験してきました。
●グレードの種類はどのくらいあるのか
●各グレードの特徴、サイズ、価格帯
●初心者向けガンプラ制作おすすめグレードランキング
初めてガンプラを作った際や、子供達が作っていて思ったことや知っておきたかった事をこの記事にまとめました。
グレードの種類はどのくらいあるの?
現在一般的にホビーショップ、家電量販店等で販売されているガンプラにはスケール(サイズ)や、コンセプトの異なる様々なグレードが存在します。主に、現在お店で在庫があり、購入することのできるグレードは
- EG(エントリーグレード) 1/144
- HG(ハイグレード) 1/144
- RG(リアルグレード) 1/144
- MG(マスターグレード) 1/100
- PG(パーフェクトグレード) 1/60
他に、
- FULL MECHANICS(フルメカニクス) 1/100
- SDガンダムシリーズ
他にも生産が中断されているものや歴史が浅く種類の少ないグレードも多数存在します。
まだ種類はありますが上記で紹介したグレードが現在のガンプラではメインになりますので解説していきます。
各モデルのサイズ、価格帯
それでは、各グレードの一覧を図解で解説します。
グレード | サイズ | 価格帯 | パーツ数(作成難易度) |
---|---|---|---|
EG(エントリーグレード) | 1/144(12.5㎝) | ¥550~ | |
HG(ハイグレード) | 1/144(12.5㎝) | ¥770~ | |
RG(リアルグレード) | 1/144(12.5㎝) | ¥2700~ | |
MG(マスターグレード) | 1/100(18㎝) | ¥3500~ | |
PG(パーフェクトグレード) | 1/60(30㎝) | ¥15000~ |
図のように一般的にはグレード(価格)(サイズ)が高くなるほど作成難易度が高くなるということになります。
初心者向けガンプラ制作おすすめグレードランキング
先ほどの内容を踏まえて初心者向けのガンプラグレードランキングとその特徴を解説します。
次世代のファーストガンプラ。40年の技術が可能にした簡単組立×ハイクオリティの共存!
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発売日が2020年からと歴史は浅いグレードになります。ニッパーなどの道具が不要で少ないパーツで誰でも簡単に組み立てられ塗装やシールはりも不要、価格帯も550円からと驚くほどリーズナブルながらも、可動域も広く色分けもしっかりとされているので初めてのガンプラに触れる方や改造などの練習用、お子様にもおすすめできます。
1/144スケールでガンプラのスタンダードと呼べるブランド。
商品のラインナップが最も豊富なので、好きな機体が見つかるはず。
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1/144スケール、高さは約13㎝とスタンダードなサイズ、各グレードの中でも歴史が長く、圧倒的な機体の種類の多さが特徴、劇中の好きだった機体も見つかるはず。毎月再販されるものも多いのでコレクションするにも手に取りやすい価格帯、作成難易度含め初心者には是非おすすめできます。
「本物であること」を追求し、緻密なパーツ構成や質感表現を実現。モビルスーツを作る楽しみと興奮を1/144スケールに凝縮したブランド。
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サイズはHGと同様1/144ですが、MG並みのパーツ量で部品が細かく小さいのでHGの気持ちで取り組むとモチベーションの維持と細かな組み立てに大変なことに、、
ただ、完成した時のディテール、可動域文句なしでカッコよく仕上がるのでHGより作成スキルを上げたい方におすすめです。
4位のMGとの順位で悩みましたが価格帯、手に入りやすさをふまえて第3位。
精巧な内部フレームを核として、ベストプロポーションと自由自在な可動ギミックを追求。止まらないガンプラの進化を体現するブランド。
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上記プラモデルの作成に慣れたらMGにチャレンジしてみましょう。
パーツ数は格段に多くなり難易度は上がりますがディテール色分けや可動域など、申し分ない仕上がりで1/100のサイズなので完成後の達成感もありおすすめです。
最新の技術を搭載し、内部構造にも外観の造型にも一切の妥協を許さない。ガンプラの究極の姿を具現化する最高峰ブランド。
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これまででできたシリーズの中では1番サイズの大きい1/60サイズでギミック、外観、内部構造、可動域、値段!全てにおいてその名の通りパーフェクト。
予算と技術がある方はぜひ挑戦してみて下さい。
番外編 おすすめ
FULL MECHANICSとは、メカニカルな意匠を追究した高密度ディテールと組み立てやすさを両立するブランド。
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MGより少ないパーツ数で組みやすく稼働軸などの構造はHGグレードを大きくしたような感覚で外観は高密度なクオリティで構成されています。
感覚としてはHGとMGの間と言った感じです。制作時間もモチベーションを維持したまま、初めての1/100サイズにはおすすめです。
ただ種類が少ない為、今後の展開に期待します。
結果としてまとめると、
- 初心者はEG、HGが断然おすすめ
- RG.PGはパーツ数は多く難易度も高くなるが素組みでも十分なクオリティで満足度が高いのでチャレンジする価値あり
- 1/100サイズが作りたいが難しい作業は苦手という方にはフルメカニクスも検討してみては?
各グレードごとの特徴を紹介してきましたが結論、初心者は絶対作れないといったことはないと思いますし、人それぞれの価値観で自分が作りたいグレード選んで楽しく作ってもらえたら良いと思います。