ガンプラ初心者向け!エアブラシ全塗装に必要な道具・塗料を徹底解説

素組みのままでもカッコいいガンプラですが、ワンランク上を目指すなら「全塗装」に挑戦してみませんか?


この記事では、初心者がエアブラシを使ってガンプラを全塗装するために必要な 道具・塗料・工程 をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 全塗装に必要なツール
  • 塗装に向けた考え方
  • 全塗装の基本的な工程

この記事では、ガンプラ全塗装の楽しみと可能性を広げるために解説していきます。

僕自身エアブラシでの全塗装はハードルが高く上級者向けだと思っていました。

全塗装必要ツール

ガンプラを全塗装するには必須の道具と、あると便利な道具があります。ここでは最低限必要なものを紹介します。

エアブラシ&コンプレッサー

ガンプラ全塗装に欠かせない基本セット。


コンプレッサーで空気を送り、エアブラシで塗料を細かく吹き付けます。

種類も豊富なので、用途に合わせて選びましょう。

初心者はエアブラシとコンプレッサーセットがおすすめです。

塗装ブース

塗料には匂いや人体に害がある成分が含まれているため、ブース内のファンで吸気して室外へ排出する必要があります。

大きさなど様々ですので自分に合う最適なブースを選びましょう。

僕はDIYでブースを作成しました

塗料、溶剤

塗料は原液のままでは使えません。

専用の溶剤で薄めてから吹き付けます。


さらに、塗装後のエアブラシ洗浄にも専用の溶剤が必要です。

初心者は「ガイアカラー」や「Mr.カラー」など定番ブランドを選ぶと安心。

塗料皿、調色スティック(攪拌防)、スポイト

塗料を溶剤で薄め、混ぜ合わせるための道具です。

濃度調整は仕上がりに直結するので必須です。

100均アイテムで代用できる部分も多いのでコストを抑えられます。

固定用クリップ

エアブラシで塗装する場合はパーツを塗装用クリップへはさんでもちます。

はさむのはパーツの裏のダボ穴など塗装しない部分へ取り付けます。

乾燥台

塗装用クリップで取り付けたパーツを乾燥台へ刺して準備します。

その際に同じ色をまとめて塗装できるように色ごとに分けておきます。

塗装した後も乾燥台へ刺して乾燥させます。

発泡スチロールや植木鉢のスポンジでも代用可能です。

全塗装の考え方

ガンプラを全塗装するにはいくつかの工程があります。

まず前提として全塗装をする前には、

  • 仮組み
  • パーツのゲート処理
  • 合わせ目消し
  • スジボリ
  • ディテールアップ

こだわればキリがなく膨大な工程をイメージするかもしれません。

でも初心者は パーツをランナーから切り出して塗るだけ でも大丈夫!


こだわりすぎて挫折するより、まずは完成させる喜びを味わうことが大切です。

この写真のアッガイもランナーから切り離してそのまま処理もせずに塗装した作品になります。

このように、塗装前からこだわりすぎて集中力を切らしてしまいモチベーションの低下につながるよりは、まずは塗装して完成したガンプラを組み立てて達成感を感じることが大切だと思います。

塗装準備→塗装開始

それでは一般的な塗装の一連の流れを解説していきます。

仮組→ばらし

一度組み立てて塗装プランを確認。どこをどの色にするかイメージしておきましょう。

※初心者は パーツをランナーから切り出してstep.2からでOK!

固定用クリップへ取り付け

ばらして塗装プランを決めたら色分けごとにクリップは取り付けて、乾燥台へ取り付けていきます。

※初心者は各パーツの色ごとにクリップへ取り付けてstep.3へ

下地(サーフェイサーなど)塗装

下地の塗装は最終的に仕上げたい目的の色を正確に再現するために下地の色をきめて本塗装発色を良くする作業になります。

また、サーフェイサーとは色をつけるための下地の溶剤で、下パーツの小傷を目立たなくしたり、上から塗る塗装のくくいつきを良くなり、下地を均一にすることで上塗りのの仕上がりを綺麗に見せる役割があります。

グレーは万能、白は鮮やかな発色に効果的です。

本塗装

自分のイメージした色の塗料を溶剤で薄めて塗装します。

何回かに分けて重ねると綺麗に仕上がります。

一度に厚く吹かず、薄く何回も重ね塗りするのがコツ。

デカール貼り付け

塗装が完了したら、お好みで、デカールの貼り付けをしていきます。

説明書通りに張り付けるも良し、市販のデカールでオリジナルで張り付けるも良し。

※必ず貼らないといけないわけではありません、自分のイメージに合った方法でOKです。

水転写デカールは「マークセッター」を使うと仕上がりが自然に。

トップコート(艶有・艶消)

思い通りのカラーに塗装ができたら仕上げにトップコートを吹きかけて塗装面の保護と艶の具合などを調整して吹き付けます。

つや消しトップコートは“プロ感”が出やすくて初心者にもおすすめ。

まとめ

ガンプラ全塗装は難しそうに感じるかもしれませんが、最低限の道具を揃えて気軽に始めれば誰でも楽しめます。

  • 道具は最初から全部揃えなくてもOK
  • 完璧を目指すよりまずは楽しむ
  • 完成した達成感が次のステップにつながる

塗装の方法は人それぞれやり方があります。

まずは、最低限の道具を揃えて始めてみるとことが、ガンプラ上達の第一歩、そしてガンプラの楽しさや可能性が何倍も広がると僕は思います!

まずは“やってみる”ことが一番の上達の近道です。

また、本格的な塗装方法など随時更新していきますのでよろしくお願い致します。

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