~塗装派・無塗装派どちらでもきれいに仕上げるコツ~
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ゲート処理ってなに?
ガンプラを作るときに、パーツをランナーから切り離すと「ゲート跡」が残ります。
このゲート跡をそのままにすると…
- 白い跡(白化)が出る
- 形がデコボコ(えぐれ)が出る
- 塗装すると余計に目立つ
と、せっかくの完成品が残念な見た目に。
だからこそ、ゲート処理はガンプラの仕上がりを左右する大事なステップなんです。

💡 ワンポイント:ゲート処理は「作品の第一印象」を決める部分。ここを丁寧にすると仕上がりがグッと良くなります!
基本の流れ(初心者でもできる!)
二度切りでランナーから外す

- まずは少し余裕を残してカット
- そのあとでギリギリをカット
→ これでパーツがえぐれにくい!
ナイフで軽く整える

- ニッパー後に残ったゲート後をデザインナイフで少しずつ削る
- 力を入れすぎず、スーッと滑らせるのがコツ
デザインナイフの工程を飛ばしてヤスリがけができるアルティメットニッパーの紹介
ヤスリで仕上げる
- 最初は400〜600番くらい
- 仕上げは塗装 or 無塗装で番手を変える(次で解説!)

💡 ワンポイント:いきなり完璧を狙わなくてもOK!「跡が目立たなくなるくらい」で十分です。
仕上げはどうする?塗装・無塗装で違うよ
- 艶消しで仕上げたい人
→ 800番で止めてOK。ザラっとしててもトップコートでなじみます。 - 艶ありで仕上げたい人
→ 1000〜2000番まで磨いて、水研ぎでツルツルに。光沢仕上げは丁寧さが命! - 無塗装で仕上げたい人
→ 1000番くらいまで。削りすぎるとツヤの差(ツヤ斑)が出るので注意。

💡 ワンポイント:完成後のイメージ(マットか光沢か)を最初に決めると、ヤスリ選びに迷いません。
平面と曲面でヤスリを使い分けよう
平面(アーマーやシールド)
- → 紙やすりをアクリルボードに貼って、一定方向にまっすぐ。
- → 手で直接やると角が丸くなっちゃうので控える
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曲面(肩や脚の丸み)
- → スポンジやすりを指で押し当てて、形に沿って「なでるように」。
- → 強く押さないで、軽く均すイメージ。
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💡 ワンポイント:工具を「平面用」「曲面用」で分けて考えると、作業がぐっと楽になります。
ヤスリの動かし方のコツ

- 基本は 一方向 に動かす(ゴシゴシ往復しない)
- 力は入れずに「撫でる」イメージ
- 手首じゃなく 腕ごとスライド させるとムラが減る
- 艶あり仕上げのときは、番手を変えるごとに方向も変えると傷が消えやすい

💡 ワンポイント:「削る」じゃなく「整える」と意識すると力加減を間違えません。
無塗装派の注意点
- 白化に注意! 濃い色のパーツは特に目立ちやすいので、ナイフとヤスリは優しく。
- 番手を上げすぎない! 2000番まで磨くと周囲とツヤが変わっちゃう。
- 最後にトップコートで整える と全体の質感がそろってグッときれいに。

💡 ワンポイント:無塗装は「誤魔化しが効かない」分、ゲート処理を丁寧にやると完成度が一気に上がります。
塗装派のポイント
- 塗装するなら ゲート跡は完全に消す つもりで丁寧に。
- 光沢仕上げは2000番+水研ぎでとにかくツルツルに。
- サーフェイサーを吹く前に光に当てて跡が残ってないかチェック!
- ゲート跡が白化していても大丈夫! 表面がしっかり仕上がっていれば、塗装で完全に隠れます。

💡 ワンポイント:白化を恐れなくてOK。大事なのは「平らでなめらかな面」を作ることです。
まとめ
- 二度切り → ナイフ → ヤスリ が基本!
- 艶消しなら800番前後でOK、艶ありは2000番まで丁寧に。
- 無塗装派は削りすぎ注意、トップコートで仕上げるときれい。
- 平面と曲面でヤスリの当て方を変える。
- ヤスリは一方向&優しく動かす!

💡 ワンポイント:「丁寧にやる=完成度アップ」!地味だけど差がつく作業なので、ここを大事にしましょう。